- 取引先が増え請求業務に手が回らない
- 請求業務に時間をとられ他の仕事ができない
- 請求書の送付だけで4時間近くかかっていた
- 月末月初でも本業に集中できる
- 督促の心理的負担から解放
- 請求にかかる時間が15分に短縮
不動産に行かなくても内見ができるVRサービス
サービスの内容を教えてください。
大きく分けて3つの事業を展開しています。1つ目がVRで内見ができる不動産向けのサービス「Warp」です。2つ目は「ジャンクマート」というサービスで、「実現できなかったアイデア」や「頓挫してしまったビジネス」が集まるプラットフォームです。集まったアイデアを誰かが付加価値をつけて実現したり、ユーザ同士の交流のなかで新しいムーブメントを起こしていこうというのがコンセプトになっています。そして3つ目は「クライアントワーク」というWebサイトやアプリ、映像の制作サービスです。
不動産向けのVRサービスは増えていると思いますが、貴社の強みは?
私がもともと不動産会社のコンサルタントをしていた経験から業務内容に精通しているため、よりユーザにとって利便性の高いサービスを提供できている点が強みの一つです。また類似サービスと比較すると、物件を探している方のご自宅でVR内見ができるというのは大きな特徴です。
他社では不動産会社に足を運ばなければ利用できないので、物件の絞り込みに使われるケースがほとんどです。一方弊社の場合は簡易性のVRキットがご自宅に届くので、不動産店舗に行かなくても内見ができ、さらに物件を実際に見たいと思ったらその場で予約もできるスキームになっています。
面倒な請求業務に時間をとられ、やりたい仕事ができない
PaidはWarpで導入いただいていますが、請求代行サービスを探し始めたきっかけは何でしたか?
人数が少ない中で、請求業務に手が回らなくなりはじめたのがきっかけでした。ちょうどVRサービスを導入いただける取引先が50社近くまで増えたタイミングです。請求業務自体は私が1人で行っていたのですが、チェック体制も整っていなかったため金額を誤って請求しまうこともあり、非常に危機感がありました。二重チェックの体制にしたことで間違い自体はなくなりましたが、その分請求にかかる時間も倍になっていたこともあり、請求代行サービスの導入を検討することにしました。
具体的に請求業務にはどのくらい時間がかかっていましたか?
請求書発行自体は専用のソフトウェアを導入しているので5分程度です。ただ取引先には発行した請求書の郵送も必須だったため、請求書の印字や封入作業にさらに10分以上はかかっていました。ラベルシールに宛名を印刷して封筒に張り付けるような地味な作業もあったので、郵送は本当に手間でしたね。「他にやりたい仕事がたくさんあるのに」という思いでやっていました。結局チェックを含めると3~4時間はかかっていたと思います。
「定額自動請求」が導入の決め手
何社か比較されたそうですが、Paidを選んだ決め手は?
一番は管理画面の使いやすさです。3社ほど比較検討していたのですが、1社はWeb上で完結しない点があったのと、もう1社は管理画面を拝見したときに使いづらさを感じました。弊社の場合は毎月定額料金を請求するのですが、その管理画面では毎月CSVで請求情報を取り込む必要がありましたし、新規の取引先を追加したい場合や請求が取り消しになった場合には、レコードを追加したり削除したりする作業に手間がかかりそうでした。
Paidの場合は、管理画面上で誰にいくら請求するかを登録するだけで業務が完結するので、非常に使いやすいと感じました。取引先の追加や請求情報の変更も、直感的に操作できるので負担がなさそうだと思ったのが決め手です。
導入の効果はいかがですか?
請求業務を意識しなくてよくなった、というのが一番大きいメリットだと感じています。請求情報の登録さえしておけばPaidが請求業務を代行してくれるため、月末月初でも本業に集中できるのは非常にありがたいです。
また、入金確認や支払いがない場合の督促をする必要がないのもメリットです。自社で請求していたときは、会計ソフトと請求書で消込作業をするのが手間でしたし、個人的に電話が苦手だったので督促の連絡は本当に負担でした。こうした心理的な負担がなくなったのも大きな効果だと感じています。
請求にかかる時間が15分に短縮
Paidを導入後、請求にかかる時間はどのくらいに?
今やっている作業は、新規取引先の登録とその請求情報の登録くらいです。あとはPaidが継続的に請求し続けるので、ほとんどやることはありません。たまにスポットで発注があるのでその分は改めて登録する必要がありますが、それでも毎月の作業としては15分程度に短縮できています。
最後に、今後のサービスの展望を教えてください。
VRが内見に必要だという認識は、まだ不動産会社さんにはあまり浸透していません。今は「あると便利かも」くらいの興味本位で導入していただいているレベルだと感じています。しかし、今後はVRを導入しないとお客様とコミュニケーションをとるのが難しい、と思っていただけるくらいまでサービスレベルを高めたいと思っています。
ジャンクマートでは、ただアイデアが集まってくるプラットフォームではなくて、アイデアに対して作り手が現れたり、集まったアイデアに乗っかりたいという人たちが多数現れるように改良を進めていきたいと考えています。
会社名 | ワンストーン株式会社 |
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住所 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町2-6-2 日本ビル3F |
事業内容 | 新型VRマーケティング「Warp」の提供、VRコンテンツの企画・制作、失敗したアイデアが集まるインターネットのジャンク市場「ジャンクマート」の運営 |
URL | https://one-stone.co.jp/ |
担当者名 | 代表取締役:池山 智隆 様 |