取引先の拡大と請求の自動化を実現しました

ニーズ、オリジナル性を意識した商品作りが強み

事業内容について教えてください

弊社では、大きく分けて2つの事業を展開しています。1つがモバイルアクセサリーの物販のコマースで、小売りの販売と卸向けのネットショップの運営をしています。商品に関しては、WEB販売の方でマーケティング等を行って弊社で商品の企画をしていますので、よりニーズに合わせた商品、的確な商品を市場に投下できること、さらにスピードをもってお店さんに営業できるのが強みです。

あとはやっぱり変わった商品。突拍子もない、俗にとんがった商品というのが我々の特徴です。同じような商品を市場に持って行っても競合がいますので、そこの競合とぶつからないように、自社の独自のオリジナル性を意識しています。今ですとブランディングも意識しながら付加価値をつけて販売できるのも強みかなと思っています。

もう1つの事業が、自社で開発したネクストエンジンというシステムの開発、販売です。一言で言うと在庫管理ツールで、受注から仕入れ、出荷から在庫の管理まで、一括で管理できるシステムとなっております。ネットショップを運営する方に向けてのサポートのシステムなんですけど、管理業務を自動化することによって、もっとクリエイティブな仕事に注力していただこうという想いが込められているシステムとなっています。

新規でも掛売りに対応して取引先の幅を広げたい

Paidを導入したきっかけは？

導入前は、自社の掛売りと銀行振込前払い、代引きで対応していました。掛売りご希望の新規のお取引先様は多くいらっしゃいますが、掛売りだと自社での調査が必要なので、データバンクさんに取引先様の情報をもらったり、承認まで上長の承認が必要になったりと時間が掛かってしまい、お取引の機会を逃す場合もありました。そこで営業部門でPaidのサービスを見つけてきて、お取引様の幅が広がるんではないかというところで、導入を決めました。

導入してみてどうですか？

これまでは、新規契約時に支払条件の調整等でお客様にもお時間を頂いてしまう事がありましたが、そういった場合にも、選択肢としてPaidをご案内することでつなぎとめて、そこから契約、発注につながっている店舗さんがかなり多くいらっしゃいます。新規のお取引様でもリスクなく掛売りで取引ができますので取引の幅が広がったのが一番のメリットですね。与信管理の手間もなくなりましたし、経理の方でも入金などの確認作業が一律10分程度で済んでいるということなので、非常に請求業務を効率化できているのかなと感じています。

請求の自動化で繁忙期でも一人で対応できた

システムを連携するメリットを教えてください

弊社のECサイトとPaidのシステムが連携していましたので、導入の手間とシステムの開発費用もなく、利用ができました。また、連携していることによって、審査に必要なお客様情報を送る部分と、注文データに関してもシステムで送信できるので特別な手作業なく、請求を自動化できました。通常の取引の場合だと、どうしても手作業で入力しないといけないので、その手間が発生したり、ミスを防ぐために3回くらいチェックを入れたりと、どうしても時間がかかってしまいますね。

12月の繁忙期でPaidで決済する取引がかなりあったのですが、本来であれば1個1個請求書を上げて入金の確認をしてっていう作業が発生するのでとてつもなく時間と人件費がかかっていたと思われるんですけど、請求まで自動化できたことで少人数で売り切れたというのが助かっている部分です。今後もPaidを活用して売上を伸ばしていきたいと考えています。

すぐに出荷できるスピード感

他の決済方法と比較して違いはありますか？

代引きの場合ですと、お客様が手元にお金を用意して到着時にお支払しなければならないですし、銀行振込前払いの場合には入金後の出荷になるので、お客様の入金を待つ間当社で商品を確保しておかなければならないという部分と、入金までタイムラグがあるとその日に発送できないという問題があります。それがPaidの場合には、商品を手配してすぐに発送できるというスピード感をもって対応ができているので、すごく便利な支払方法だと感じています。

最後に、今後の展望を教えてください

リアルなマーケティングを踏まえてモノを売るのはもちろんなんですが、しっかりHameeっていうのを商品に乗せたブランディングをやっていくのが使命かなと思っていて、それが成功した暁には売上にもつながってくるかなと思っています。ブランド認知度の向上に重点を置いてやっていきたいです。