マイナスの仕事は削減。プラスの仕事に時間を使えるのがうれしい！

予備知識がない別業界との取引でも安心

御社の事業内容を教えてください。

日本未入荷商品を扱っている海外ブランドとライセンス契約をして商品を輸入し、日本国内で展開しています。自らメーカーとして作るのではなく、輸入メーカーという立ち位置ですね。コンセプトは、社名そのものにしているように「快適な生活を送る」。扱う商品は生活にまつわる価値ある商品を自分の目で選んでいます。今力を入れている商品は、ちょうど今年の秋冬から立ち上げているルームシューズです。新しく契約したブランドで「おうち時間をときめくものにしたい」というコンセプトなので、ルームシューズだけでなくブランケットやルームウェアなど家で過ごす時間をイメージできる商品を、トータルコーディネートで提案できるようにアイテムをそろえていきたいですね。

Paidを導入したきっかけは何ですか？

実は最初にPaidを紹介していただいたときは大手の取引先が多く、先方のルールに合わせて取引しなければならなかったので、どこで活用できるかイメージできず導入は考えていませんでした。それがある展示会でかなり有名な美容系の会社と商談した際に、別業界ということでまったく予備知識がなく、取引の事情がわからないことがあったんです。その時は美容系はどちらかというとメインの取引先になる業種だと考えていませんでしたし、継続的な取引になるのかも不透明な状況でした。ただ初回の発注額がかなり大きく店舗数もかなりある会社さんだったので、お断りすることもできずどうしようかなと考えていた時に以前ご紹介いただいたPaidを思い出して、お願いすることにしました。

未回収リスクがないので安心して取引先を拡大

導入にあたって不安だった部分があれば教えてください。

以前スーパーデリバリー（Paidの運営元ラクーンが運営する卸サイト）も利用していて、一緒にお仕事させていただいていた経緯もあるのでPaidのサービス自体には不安はなかったです。サービスの内容としては、お客様に「決済サービスでお願いします」というのが通じるかどうかというところですね。特に美容師さんだと問屋から仕入れている場合が多いので、そういうシステムに慣れていない会社が多いです。決済サービスって何？っていうところから始まる個人の美容室も多かったので、Paidを説明して支払いが不安だからそういうサービスを使われているんではないかと思われることを懸念していました。

別業界の取引先に実際に案内してみてどうでしたか？

先方にとって、Paidを使えることのメリットが最初から後払いが使えるということだけだと少し弱いと感じましたね。店舗展開されているところが多いと、1回登録してしまうとなかなか修正が難しかったり締日を超えると使えなくなったりする部分が、先方にとっては融通が利かない、利便性が感じられないと思われがちで、どうしても弊社の都合で利用してあげているみたいな感覚を持たれてしまいます。なかなか購入する側のメリットをうたいにくいという部分はあるのですが、でも販売する側としては代金が保証されるというのは大きな魅力です。今でも美容系のお客様は全部Paidを通していますが、未回収リスクがないので安心して取引先を拡大できています。

プラスの仕事に時間を使えるのもメリットの一つ

Paid以外の決済方法と比較してどうですか？

他の決済は前払い、代引きをご用意しています。前払いの場合だと先方からの振込を待たないといけないので、注文をもらったはいいけどいつ発送できるかわからないというのが難点ですね。せっかく商品を準備していても、結局振り込まれなくてコストを無駄にしてしまうこともあります。代引きはお客様にとって不便なところが多いと思います。代金を準備して待っていないといけないですが、オーナーが不在だと従業員に代金を渡しておく必要もありますからね。

自社の後払いだと未回収に対して督促業務なども発生しますよね。

そうですね。電話をするのは言うことを言うだけなのでそんなに負担ではないですが、電話する時間自体が無駄ですよね。それに未回収が発生してしまうと、商品代金だけでなく、商品を発送したコストも失ってしまうことになります。代金を回収するために本来必要ない業務が発生してしまう上に、それでも代金が回収できなかったら本末転倒ですよね。よりプラスの仕事に時間を使いたいのに、マイナスのことにどれだけ時間を割いているかって考えたときにPaidがそこの部分を代行してもらえるのはすごくいいなって思っています。

審査が早いので売り逃しも防止できる

その他、気に入っているところがあれば教えてください。

未回収リスクがないことがやはり一番大きいです。あとは審査の返答が早いので、次の日にでもすぐに商品を発送できるというのは助かっています。やっぱり先方から取引したい旨のお返事をいただいてからやり取りしている間に温度が冷めてしまうケースもあるので、そういった売り逃しもなくなりますね。

最後に、今後の展望をお願いします。

今はフレグランスアイテムが多いので香のアイテムをたくさん集めていると考えられがちなんですが、生活にまつわるものであればアイテムにこだわらずに、むしろいろいろなアイテムを広げていきたいと考えています。なのでこれまでも栽培キットやステーショナリーなどフレグランスに限らずいろいろなアイテムに挑戦していて、売上を見て継続するかどうかを判断しています。最初に申し上げたようにコンセプトは「快適な生活を送る」なので、夢として持っているのは将来的にお客様のライフスタイルのいろいろなところで弊社の扱っている商品があふれているような会社にしたいと考えています。