- 掛け払いの個別対応で、請求・入金確認が負担に
- 与信ノウハウがなく、小規模企業は掛け払い対応ができない
- 未回収が発生するケースもあった
- 請求業務がほぼゼロに。経理の負担を大幅削減
- 未回収リスクが解消され、新規取引先への営業が積極的に
- 入金確認を待たずに発送でき、納品スピードが向上
掛け払いの個別対応が限界に
貴社の事業内容について教えてください。
シール・ラベル印刷のECサイト「シール印刷プロ」を運営しています。もともとは製版やDTPなどの書籍デザイン制作を手がけていましたが、市場の縮小が見えていたためEC事業へシフトしました。当時は名刺印刷やカレンダー制作などのサイトもありましたが、その中でも順調に売上を伸ばしてきたシール印刷に一本化しています。

データ制作から印刷・加工まで一気通貫で対応できる体制を持ち、価格を抑えつつスピードと品質を両立できる点が強みです。最近はホログラム柄の用紙でつくる「ビックリマン風オリジナルシール」が人気を集めています。
決済代行を導入しようと思ったきっかけは何でしたか。
もともと支払い方法はクレジットカード、銀行振込(前払い)、代金引換を提供していましたが、法人のお客様から「掛け払いに対応してほしい」という声がありました。特に大手企業では、クレジットカードが使えない、前払いが難しいといった事情も多いため、社名の知られた企業であれば簡易的な与信で掛け払いを受けていた状況です。一方で、情報の少ない小規模の企業の場合はお断りするケースもありました。
しかし、掛け払い専用の体制があったわけではなく、対応した案件をメモ書きで管理し、月末に請求書を郵送し、入金確認をして…という手作業が発生していました。未払いになるケースもあり、注文が増えるにつれて個別管理が難しくなったため、決済代行サービスの導入を検討することにしました。
請求業務の手作業がほぼゼロに。経理の負担が劇的に軽減

Paid導入の決め手は何でしたか。
複数サービスを比較した結果、手数料の水準や大手印刷通販サイトでの導入実績から、早い段階でPaidに決めました。「会員登録API」や「取引開始API」など、当時新機能だったAPI連携によって受注から請求までをシームレスに構築できる点も大きな魅力でした。
また、当社サイトを担当している開発会社にPaidの実装実績があり、開発面でもスムーズに連携できるのではという安心感もありました。
実際に利用してみていかがでしたか?メリットに感じている点があれば教えてください。
人力で対応していた請求業務をすべてお任せできるようになったので、月末の請求書作成、郵送、入金確認などの負担がなくなり、経理担当者の時間が大幅に削減されています。請求書送付後の入金確認を共有する必要もないので、業務が非常にスムーズになっています。
未回収リスクの心配もなくなったので、新規取引先の開拓にも積極的に動けるようになりました。
またお客様からの問い合わせも思ったより発生しなくて、すんなりと利用いただけています。入金を待たずに発送できるので納品までのスピード感が上がり、既存のお客様からも「対応が早くなった」と評価いただいています。
業務フローに自然に溶け込み、Paidを“意識しないほど”

他に、気に入っている部分はありますか。
「ここが良い」というより、日々の業務フローの中に自然に溶け込んでいて、Paidを使っているという意識がないほどです。手間が一切増えないので、手数料以上の効果を実感しています。
最後に、今後のビジネスの展望を教えてください。
今後は、シール印刷にとどまらず、パッケージデザインやオリジナルグッズなど付加価値サービスの展開を強化する予定です。その際もPaidをはじめ外部ツールを活用し、効率的で信頼性の高い基盤を整え、お客様との関係性をより深めていきたいと考えています。
| 会社名 | 株式会社ヤンバ |
|---|---|
| 住所 | 東京都足立区梅田4-5-4 |
| 事業内容 | シール印刷のオンラインショップ「シール印刷プロ」の運営 |
| URL | https://yanba.co.jp/wp/ |
| 担当者名 | 代表取締役 芝原 大聡 様 |





