ビジネスが止まらない企業間決済

導入事例

料率やAPI連携のしやすさが導入の決め手

株式会社Beer and Tech

業種:卸・販売 効果:請求業務の効率化

2017/05/19掲載
抱えていた課題
  • 人数の少ないスタートアップなので請求業務に
    コストが割けない
  • 督促に対する精神的負担が不安
Paid導入の効果
  • API連携で請求コストはほぼ0
  • お客様の負担もなく後払い取引が可能

インターネットで花き産業の流通を変えたい

サイト立ち上げの経緯を教えてください。

もともと会社を立ち上げたときは植物とは関係なくて、飲食店の予約サービスをやっていたのですが1年くらいで撤退することになったんです。それで新しく事業を開始するにあたって、やっぱり知見がしっかりある事のほうが立ち上がりやすいよねってなったときに、私の実家が胡蝶蘭の生産者だったので、一次産業である花き産業の流通問題みたいなところをインターネットを使ってもっと便利にすることができないかと思って、花のECを始めました。

Hitohana(ひとはな)」というサイトは、基本的には消費者の方が購入したり、法人の方が地場のお花屋さんではなくて自分で検索してネットでぱっと送りたいというニーズで購入しています。その他に、インテリアショップやリノベーションの会社など家具とグリーンでコーディネートを提案したいという要望がある店舗向けに、在庫リスクを持たずに販売してもらえるような委託販売のサービスも展開しています。弊社が在庫リスクを持つことで、そういった店舗がより多くのバリエーションの植物を扱えて、魅力的な店舗作りができるような支援ができればと考えています。

料率やAPIが導入の決め手

Paidを導入した経緯を教えてください。

「Hitohana」のサイトを立ち上げるにあたって、法人向けの需要が大きいだろうなと思っていました。EC取引で法人向けの決済となると請求書の発行に対応する必要があると。ただ弊社のサイトの場合、検索エンジンから2、3万円くらいの受注をどんどん取ってくるかたちです。当然営業コストをかけて対面で取引するようなかたちだと、営業していくうちに与信もなんとなく分かりますし、数百万、数千万、億単位での取引をお願いしていく中では請求書を発行するコストって気にならないと思うんです。

しかしインターネットからどんどん入ってくる受注に対して人が動いて請求書を発行するとなると、2万円の中で結構なコストになるんですよね。なので、顧客単価が低くて請求書を要求されることを考えると、人数の少ないスタートアップでは、自分たちでやるというのはまず現実的な選択ではないのかなというのがあって、請求書発行の代行会社にお願いすることにしました。

他社と比較してPaidに決めた理由は?


導入を決める要件としては、3つありました。まず、お客様負荷が少ないことです。例えば入力フォームの項目とかはできるだけ少なく、できるだけ簡潔なものがいいですよね。次に弊社のオペレーションコストがかからないこと。そして最後は料率が低いことですね。その条件を満たすものの中で選んでほしいとエンジニアにお願いしていたのですが、Paidは料率も低かったですし、エンジニア的にもAPIがしっかりしているので導入しやすそうというところがありPaidに決めました。

いかにオペレーションの摩擦をなくせるかが重要

導入時に、システム連携の部分はかなり気にされてましたよね。

そうですね。他の業者だと発送の伝票番号を入れないと請求を依頼できないものもありました。出すことは問題ではないんですけど、弊社の伝票番号をシステムで受け取ってもらうことはできないので、代行業者なのに結局代行をお願いするのに別の作業が発生してしまうんですよね。ただ、摩擦が0なのと摩擦が1なのは大きく違うので、いかにそれを0にできるかがポイントでした。Paidの場合は、お客様が注文情報を入力すれば、あとはこちらはほぼ一度も手を動かさなくていいので、余計なコストが発生しないのがよかったです。

そもそも会社名の「BeerandTech」という名前がテクノロジーを使ってビールを飲む時間を増やそうよという、人と向き合う時間が増えたほうが幸せだからテクノロジーを活用しようというところで会社を始めているんです。植物の販売でもそうで、結局作業に手がかかるとお客様に価格転換しないといけないので、そうなると必然的に工数が少なくてすむ代行会社にお願いすることになりましたね。

総務や経理を増やすことは考えなかった?

いずれ必要になるフェーズは来ると思うんですけど、今はマネジメントは人が少ないほうが簡単なので。それに、実際あなたの業務は請求書の発行だけですとなると、会社として常日頃言っているようなことと与えられているミッションが一致しなくなってしまって、その人は悪くなくてもどうしても会社のベクトルとずれやすくなります。それをケアしてあげるのは会社の責任だけど、ケアするコストも結構高いので、だったらアウトソースしてしまったほうがお互い気持ちいいですよね。時間的なコストを考えても、そういう時間をマーケティングとかユーザビリティ向上とかに使ったほうが当然良いと思っています。

督促は精神的にもコスト的にも負担

回収の不安がないこともメリットになっていますか?

すごくなってますね。弊社の場合、請求は2、3万ということもあり、1社払われなかったら倒産するようなことはないので、回収リスクはそこまで不安ではないのですが、払ってくれない人に対して電話するっていうのがまず精神的にも大変だし、督促している時点でコスト割れしてしまいます。相手が小さい会社だと、完璧にバックオフィスの部門があってそれをミッションとしている人がいるよりも、スタッフが兼務でやっているケースが多いと思うので、単純に支払いを忘れているだけということもありますよね。

Paidに対する要望があれば教えてください。

Paidは法人向けの決済だと表記していても、どうしても個人の人が入ってくることもあるので、その場合「Paidはご利用できないので、この決済方法に代わりました」みたいな案内が連携してできるようになればいいですね。お客様としては請求書払いにしたかったのに、すぐに振り込まないと発送されないの?と不安になって問い合わせがくる場合があります。弊社としては商品を先に発送するリスクはとっているので、前払いじゃなくてもいいけど別の決済でお願いしますというのを伝えて安心してもらいたいと思います。

会社名 株式会社Beer and Tech
住所 〒331-0054 埼玉県さいたま市西区島根802-2
事業内容 胡蝶蘭・観葉植物通販「Hitohana」の運営、
観葉植物の卸売・委託直送サービス「HitoHana for Business」の提供
担当者名 代表取締役:森田 憲久 様
B!はてブ

請求業務をなくして、
もっと自由にビジネスを
しませんか?

3で読めるサービス概要

無料資料をダウンロードする